日本近代史の穴

「なぜ日本はパールハーバーを奇襲したのか!」
アメリカ人に太平洋戦争における原爆投下の非道さを訴え出るときに
必ず反論されるのがこの問いだ。

今まで私はうまく反論できた試しがない。
その度に何とも言えない苦々しさを噛みしめてきた。
「日本も悪いけどアメリカも悪いだろ」と
ただそれだけを言いたいのだが
説得力のある論理を組み立てられない。

高校で日本史を勉強したが
あれからもう20年も経っており
そもそも
近現代史まで到達する前に
卒業を迎えた気がする。
だから
私の日本史は縄文時代からはじまって
明治維新で終わっていて
すっぽりと近代史が抜け落ちているのだ。

穴があったら入りたい
穴があったら埋めたい(?)
とは人の性である。

そこで勉強だ。
まずはこの本からはじめた。


加藤陽子「それでも日本人は戦争を選んだ」朝日出版社、2009

自力で本を読んでみるが
いまいちしっくりこないところは
プロに直接聞くのがいいだろう。

隣の席に座っておられる
社会科のY先生に
「攘夷とは何ですか?」
「戊申戦争はなぜ戊申と呼ぶのですか?」
「大老とはどんな地位ですか?」
「新撰組の役割は?」など
聞くは一瞬の恥のごとく質問攻めにしたところ
ミニ生講義実施の後
疑問点が腑に落ち
目から鱗が落ちたのは
Y先生の豊かな知見によるところ大きく
感謝である。

いただいたプリントに書き込みをしつつ
「なぜ日本はパールハーバーを奇襲したのか!」

わかるまで勉強は続く。