ご報告。

皆様お久しぶりです。杉山です。

さて、日本語教育とは関係ないことですが、皆さんにご報告がひとつ。

オーストラリア大陸の雄大な自然に囲まれて生活をしていたのが幸いしたのか、日本では夏休みの最終日にあたる8月31日、午前11時22分、杉山家に次男が誕生いたしました。

こちらで納税していないため、日本の保険証にあたるものが給付されていないので、定期検診やら分娩費用からなにからすべて自腹。

日本の産婦人科と違い、血液検査は血液検査専門の期間、超音波は超音波専用の機関、分娩は分娩ができる病院で。

等々々、、、日本との違いを挙げれば枚挙に暇がありませんが、とにかく無事出産までこぎ着けました。何にしても一生のうち一度経験できるかどうかということばかりだったので、最初から日本には帰さず、一家でこちらで産むことを選択しました。

名前は、

「大知(だいち)」

です。

「大地」と、オーストラリアの大地を連想させる名前にしようとしましたが、嫁さん曰く字画が「大知」の方がいいんだとか。ま、私はあまり気にしないのですが。。。

というわけで、バタバタした日々がまた始まりますが、残り7か月日本語教育に、子育てに邁進して参ります!

 

(^^)/

情報をありがとうございます。(^^)
使ってみたいです。
先週水曜日のWSまでずっと突っ走ってきた疲れが出たのか、4日間ほどまるまる寝込んでしまいました。いまも咳がとまりません。この間、仕事を溜めてしまったので、始業式が迫っているのに宿題が終わっていない小学生の気持ちです。(><)

Eラーニングと生授業をリンクさせる

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NHK WORLD Jpanase  http://www3.nhk.or.jp/lesson/english/index.html

最近ネット上の日本語カリキュラムを使って、日々の授業のコアにしようと考えています。(教室にある教科書が古くて使えないのもあります)上のNHKワールドは、ウェブ準拠のテキストもPDFでダウンロード可能です。ただ音声のみで動画ではありません。動画は「エリン」や「まるごと+」、外大のサイトのほうが充実しています。

早速単語リストをQuizlet というウェブ・サービスでフラッシュカードにしました。下のような画面で表示でき、たまに変なアクセントもありますが、読み上げ機能もついていて便利です。

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Quizlet  http://quizlet.com/25208261/new

このようなサイトを使って、

1、単語導入
2、文型導入
3、テキスト
4、練習
5、クイズ
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4択テスト 

のような流れでできないかどうか思案中です。
ウェブ上のリソースを使って授業を展開したり、単語リストを置くことのメリットは、ネット環境があるところからならどこからでもアクセスできるということです。PCはもちろん、iPadでも、iPhoneやスマホでも勉強ができます。

いずれ英語教育の場でもネットと生授業の融合は課題となってくると思うので、色々と試行錯誤をするつもりです。

<ネット上の日本語リソース>
NHKの「やさしい日本語」シリーズ  http://www3.nhk.or.jp/lesson/
東京外語大学のJPLANG http://jplang.tufs.ac.jp/account/login
「エリンが挑戦!日本語できます」 http://www.erin.ne.jp/
「まるごとプラス」 http://www.marugotoweb.jp/

この情報はむらログにヒントを得ています。

フラッシュカードをオンラインで作る方法

こんにちは。Shimaです。

みなさん、フラッシュカードはどうやって作っていますか?
私はマックのプレゼンソフトのKeynoteに打ち込んで作って、教室のプロジェクターに映して使っています。

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まー、これでも日本にいるときよりは格段に便利でハイテクなのですが、最近よいものを見つけたのでシェアします。
オンラインでフラッシュカードを作れるサイト Quizlet.com です。

私はいま英検の勉強用に単語集を作ったりしていますが、もちろん日本語クラス用に作ることも可能です。作成した「セット」はクラスの生徒と共有することができ、スマホやPCなどからいつでもアクセスできるようになります。復習するのにとても便利です。

おそらくみなさんエクセルなど作った単語集があると思うのですが、それをそのままサイトに流し込むことも可能です。

日本語 (tab) 現地語
・       ・
・       ・

というリストはそのまま使えます。単語だけでは味気ないので画像を追加することもできます。(ただしオリジナル画像はアップできません)画像共有サイト Flicker と連携しているのでたくさんの面白い写真から選べます。こんな感じ。

スクリーンショット 2013-08-16 16.20.56

 

子供や妻の勉強用に英検の単語集を作ったのですが、ネット上に他人が作成したリストがあったので、1600単語のカードが10分で作れました。「俺の高校時代は何だったんだろう。。。青春を返せ!」と思ってしまいました。

このサイトのよいところは、教室の外からアクセスできることです。自動生成される単語クイズやゲームなど楽しみながら予習や復習することができます。

このテクノロジーを活用した日本語授業のアイデアについての情報は「むらログ」で得ました。日本語コンサルタントの村上吉文さんのサイトです。

日本人性とは何か

外大S先生より
「海外にいて感じる日本人性とは何か」というお題をいただきましたので
ちょっと思いついた話を書きます。
とりとめのない長文ですので、お時間のあるときにお読みください。

先日エドモントンの日本語補習校にて運動会があり
私は得点係になりました。
得点係は各競技の終わりに順番毎の点数を集計する係です。
かなり面倒な仕事なので訳の分かっていない新参者の私が当たったようです。
得点係は私の他にもう一人女性の方がいて佐藤さん(仮)といいました。
当日は二人とも忙しくしていました。
そのうち、佐藤さんが忙しくなったので彼女が使っていたボードとペンを
そのまま引き継いで仕事を続けました。
無事運動会が終了し、集計の仕事もうまくいきました。

と、次の補習校の日、佐藤さんより
「お貸ししましたペンはどこにありますか?」と聞かれ
一瞬何のことか分からなかったのですが
運動会の日に使っていたペンが佐藤さんの個人的なものであることが分かりました。
私はてっきり本部のものだと思っていたので
「本部の机の上に戻しましたので、私は持っていません」と答えました。
佐藤さんは「あ。だったらいいですよ。実は来月にカナダを離れることになったので聞いてみたんです」とのことでした。

私はなんだか悪い気持ちがして「本部に聞いてみますね」
と言ってその場を離れました。
その後運動会の役員の方に事情を説明したところ
「運動会の物品は市中のストレージ・サービス(貸し物置)に
預けてあるのでここにはないんですよ。ペンですか。あるかなぁ」と
「できたらペンを探しに行きたいのですが」と申し入れたところ
「僕らは面倒なので行きませんが、お一人でよろしければどうぞ。
でも倉庫内は物がいっぱいで探すのは大変ですよ」と言われ
そのストレージの場所と入り口のパスワードと物置の鍵を受け取りました。
地図のとおり車を走らせ現地に到着したところ巨大な倉庫がありました。

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倉庫のドアには重厚な鍵がかけられていました。

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役員さんのお話のとおり中は物であふれていました。

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(これは手強いな)と思いつつ、片っ端からありそうな場所を探していきました。ただ、物があふれてはいましたが、だいたいの段ボール箱には手書きのラベルが貼ってあり、その中に「運動会関係物品」と書いてあるものを20分ぐらいあちこちを物色した後に見つけました。その中によれよれのティッシュ箱があり、そこに例のペンはありました。黒いPILOTのペンでした。

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そして、最後の補習校登校となる日に
無事そのペンを佐藤さんの手に返すことができました。

これが出来事の全てです。
さて、これが日本人性と何の関係が?という感じですが
とても日本人的だなぁと思ったことが、2つありました。

1つめは
「運動会の日に本部の机の上に放置したペン1本がきちんとあるべき場所に保管されていたこと」
これカナダだったらどうでしょう。他の国だったらどうでしょうね。外の行事で誰の物とも知れぬペン1本が机の上にあった場合、たいていは捨てられていると思います。絶対に「ティッシュ箱」の中には戻されず、見つけることは不可能だったでしょう。また、使用済みの空き箱を細かい物品を整理するためにリサイクルすることは、日本人として共有できる感覚です。こちらに来て思うことは、物を大切にしないなぁ、ということですね。学校の廊下や外によく北米で生産されている黄色い鉛筆が落ちている。それも短いのではなく長いのが。それを「もったいない」と思うのが日本人です。

2つめは
「ペン1本の借りを申し訳ないと思う心性」
たとえペン1本であっても他人との間での「貸し借り」に鋭敏な感覚。
これは日本人的なのではないでしょうか。「恩」の感覚です。

「もったいない」と「恩」。
この2つの心性を多くの日本人が共有しているからこそ
あのペン1本を見つけることができたのだと思います。
「もったいない」がなかったらペンはその場で捨てられていたでしょうし
「恩」を感じなければペンを探す気にもならなかったことと思います。
故に、この出来事はとても日本的だなぁと思った訳です。